さらば青春の光

2015年2月21日

昼はさらば青春の光の単独ライブへ。
開演は14時。12時までゆっくり寝て、
ダラダラ準備、13時50分に着くよう会場へ行く。という予定でした。
目がさめると13時36分。絶望感が身体を襲う。時間の進み方がおかしくなっただけなんじゃないだろうかと思った。
しかし本当に時間の進み方がおかしくなってしまったならば、その時間の早さの中で生きるしかないのが3次元の世界の人間なので、諦めるしかない。相対性理論で時間の進み方は一定ではないと言われても、それを操る手段がないのが人間なのです。
ただただ絶望感を身体に染み渡らせるしかない。

すぐに着替えて家を飛び出た。
風呂に入っていないので、髪の毛はベッタリ。しかし手に負えないほど気持ち悪くはなかったので、手ぐしでごしゃごしゃして誤魔化す。

電車に乗っていたら間に合わない。
すぐにタクシーを使う決断をした。
タクシーを仕事以外で使ったのは何年ぶりだろうか。
こういう時の決断力の早さが人生を変えていく。そのはず。

13時44分、
タクシーを捕まえ、行き先を告げる。
財布には1600円ほどしかない。まあ最悪クレジットだ。この際は仕方がない。
新宿まではギリギリの時間。タクシーを使ってもどうなるかわからなかった。
鼓動が早まる。間に合うのか?
そんな焦りを感じってくれたのか、タクシーのおっちゃんは最短ルートで新宿へ向かってくれた。

13時56分。西武新宿駅に到着。
値段は1540円。時も金もギリギリだよ。
そこからはダッシュ。歌舞伎町の端っこでダッシュ。なんてエネルギーに満ちた若者だろう。
13時59分、新宿シアターミラクルに到着。
間に合った。
間に合った。
間に合った。

14時になり、さらば青春の光単独ライブ「野良野良野良野良」が始まる。
ひとつひとつ誰も見たことがない視点で作られた極上のコント。
芸に溢れた演技力。丁寧でわかりやすい構成。自然な視点。どれを取っても天才でした。




芳醇なコントを堪能したあとは、友達を呼んで家で鍋の準備。
久しぶりに部屋を隅から隅まで掃除した。
年始の小旅行で買ってきたきりたんぽ鍋をようやく食べれた。

だいーぶ充実した1日でした。本当に。
休みを満喫した分だけ、仕事が憂鬱で仕方がない。
平日を、鉈でバラバラにしてやりたい。